Monochrome Passage

kv492.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2009年 09月 14日

Leica S2, M9, X1 - LFI 7/2009

LFI_2009-07_001

帰宅すると、LFI (Leica Fotografie Internatiomal) の2009年第7号が着いていました。9月9日の発表直後に出版された号なので、当然M9、S2、X1の特集です。

誌面は、表紙のタイトル順と違ってS2から。サンプル写真は女性モデルさんのポートレイトばかりですが、実物のモデルさんがそこにいるかのようなリアリティは、さすがに中判です。とはいえ、私とは縁のない世界のものなので、記事にはほとんど目を通していません。

次はM9です。

LFI_2009-07_002
LFI_2009-07_003

新開発センサーのことが紹介されてますが、とりあえずは、1画素当たりの面積はM8と同じままでフルサイズ化したというところでしょうか。
M8はローパス・フィルターがないためか、きわめて鮮明で優れた画質です。例えば、一時期併用していたE-3とはほぼ同じ画素数ですが、全く次元の違う画質になります。フィルムの66判と135判くらいの違いは優にあります。それがさらにパワーアップされたわけですから、いったいどんな絵になるのか・・・です。

LFI_2009-07_004
LFI_2009-07_005

雑誌をスキャンしたものなので、まるで良さが現れていなくて恐縮ですが、赤ちゃんの頬の当たりやお母さんの二の腕のあたりのリアルさは格別です。また、モノクロの方では、車のフロント部の微妙な階調の豊かさが出色です。

LFI_2009-07_006

ISO400、800でのサンプルですが、一昨日あたり話題になっていた ISO感度別の試写例と比べると、ずっと良い印象です。ISO800 でも特に問題を感じない絵と思います。
どのサンプルを見ても良い絵で、何より、悪い意味での「デジタル臭さ」のない、自然な絵作りに好感を持ちます。
M8を手にした時は、これでカラー・ネガフィルムは使わなくなるだろうと思ったのですが、その後に発売されたフィルムを使ってみて、前言撤回となりました(無知なだけだったのですね)。
実際に使ってみないことにはわかりませんが、M9があれば、カラー・ネガフィルムを使わなくなりはしないですが、かなり減るかもとは思います。




もうひとつの注目の的というか、M9はすぐには手が出せないので、当面の注目の的であるX1はたった2ページだけでした。

LFI_2009-07_007
LFI_2009-07_008

このカメラは、DP1/DP2の路線の追随者かと思います。
DP1/DP2は、解像感や立体感は見事ですが、色バランスが不自然で、それを整えても、いかにも画像処理してしあげました、という人工臭が強く、絵作りがどうにもなじめませんでした。また、それ以前に、レスポンスを含めた操作感の悪さはほとんど苦行のようで、写真を撮るためと考えたら長くつきあえるものとは思えませんでした。やっぱり、一部のおたく向けという感じです。
X1はライカのものですから、操作性は上等に仕上がってくると期待できますし、これがヒットすれば、本当に追随者が出てくるのだろうと思います。

by kv492 | 2009-09-14 21:59 | Leica


<< M8 Respect      泣く子は >>