Monochrome Passage

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2009年 05月 15日

オリンパス マイクロフォーサーズ機6月15日発表


R7_2009-05-10_010
(R7, APO-Macro-Elmarit-R 100mm, E100VS)

既に報道されていますが、オリンパスのマイクロフォーサーズ機が6月15日に発表される
そうです。いよいよですね。

ただ気にかかるのが、「ペンのフィロソフィー」というくだり。
私が小学生の頃から家にはペンが2台あり、借りてよく撮っていました。ばりばりのヒット
商品で、子供にも撮りやすいカメラでしたが、写りはいまひとつ。フィルムの性能によるの
でしょうが、当時良い写真は、大判か中判で撮られたもの。圧倒的に差がありました。
35mmのカメラは、ライカとニコンF以外は民生機で、ペンはそのまた普及品という
位置づけ。写りや性能のより優れた機種が他にいくつもありましたから、あこがれの対象
にはなりませんでした。
今となっては、「かつて大ヒットした」普及型カメラ。1台手元に残ってますが、フィルムを
通そうという気にはほとんどなりません。
オリンパスがこだわるのはわかるのですが、その「フィロソフィー」を今時持ち出す
のは、ペンのファンをあてにしたマーケティング・ストラテジー臭ぷんぷんに感じられて、
ピンときません。
小型・軽量・使いやすいものならコンデジが腐るほどあります。
各社のDSLRエントリー機はかなり安価になってますし、システムとしての拡張性もあり
ます。
写りでは当面のライバルになるだろう DP2 には歯が立たないだろうし、他社の DSLR
エントリー機とも比較される・・・。

単純に、レンズ交換可能な小型高性能カメラというコンセプトを突き詰めてくれている
ものと期待しています。

いずれにせよ、発表が楽しみです。

by kv492 | 2009-05-15 00:32 | その他のメーカー


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