Monochrome Passage

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2008年 07月 08日

AdobeRGB と sRGB

今日は、明日までの資料まとめのため、移動時間も惜しんで自宅で仕事。一歩も外に出なかった。ようやく目処が立ったので、プログを更新。
昔の資料をかき回していたら、なつかしいものが出てきた。7年前に見た、超弩級の液晶パネルの説明資料。4096×3072 ドットでフル・カラー、AdobeRGB対応。当時、この解像度を表示できるグラフィック・カードはなかったので、Matroxのものを改造して4枚使用、特別なドライバーつきで、もちろん市販はされなかった、業務用機器。
大きさもさることながら、AdobeRGBモードで表示した時の色のリアルさには驚いた。sRGBでは、かなり、「見たものが失われている」と感じた。
それまでは、WindowsNT/2000がメインのOSだったので、カラー・キャリブレーションは当然やっていたものの、CRT は sRGB対応。さっそくAdobeRGB対応のCRTに変更。デジカメで撮ったデータも、基本的にAdobeRGBモードに代えていった。
液晶パネルも、一昨年くらいから、それほど高価ではないAdobeRGB対応のものが出てきたので、ようやく自分用のモニターも液晶に切り替えた。
とはいえ、WEBに上げる時は、IEやOPERAはカラー・マネージに対応していないので、sRGBに変換するのがわずらわしかった。幸い、Windows版のSafariが出たので、今はAdobeRGB のままでアップしている。最近出た FireFox のV.3 もカラー・マネージに対応させられるし。IEも早く対応してほしいものだ。

写真は、先週撮ったもの。

IIIf_2008-07-0202
(Leica IIIf, Elmar 5cm F3.5 red scale, EliteChrome 100)

とっさに撮ったので、だいぶ露出アンダーになってしまった。修行が足りないな(^^;)。

by kv492 | 2008-07-08 21:36 | Leica


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